橋本英明(はしもとひであき)
ToToNo-i-Labo代表

1979年生まれ。広島県出身。大阪府在住。

大阪大学大学院卒業後、大手電機メーカーに入社。製品研究や開発に邁進する日々を過ごす。

そんな中、まわりのみんながパッケージツアーのように同じレールの上を歩いていくことに違和感を覚えるようになり、家と会社だけを往復する生活への疑問も抱くようになる。

自分はどうありたいのか、これまでの生活をゼロベースで見直す中で、かたづけの中に大きな可能性を見出す。

”かたづけ”の本質は、部屋を整えること以上に、
内面にひろく、ふかく、問いかけ、思考・行動・こころを変え、人生を整えていく
ことにあると実感する。

その後、片づけの理論を学び、2017年にToToNo-i-Labo開業。『人生を充実感で埋め尽くす』をコンセプトに、一人一人に合ったかたづけの提案や、かたづけのかっこよさを伝えるイベントやセミナーを行っている。

【保有資格】
ライフオーガナイザー1級
整理収納アドバイザー1級
住空間収納プランナー(ベーシック)
ルームスタイリスト1級

profile_welcome


メッセージ

はじめまして。橋本英明(はしもとひであき)と申します。

かたづけが苦手なのは、才能や遺伝のせいだと思っている方が多いのではないのでしょうか。それは勘違いです。性別も関係ありません。エンジニアのように、しっかりと要求を整理して設計、検証を重ねることで、かたづけられるようになります。

私のエンジニア経験とかたづけの経験を掛け合わせて、才能や遺伝に頼らないオーダーメイドのかたづけを提案・提供したいという意味が「かたづけエンジニア」には込められています。

私はあなたの想いを汲み取り、かたづけをサポートします。あなただけの整った空間は生活も整え、こころも整え、笑顔を生み、人生に充実感を与えてくれます。

「ととのえること」には、あなただけの道を切り拓く力があると信じています。

さて、ここからはわたしのことについて、少しお話させてください。

仕事は苦労がつきものだと思っていました

私は大阪大学大学院を卒業し、大手電機メーカーに入社しました。
自分の手がけた製品で、使った人を笑顔にしたいという想いがありました。

しかし、現実は苦労と失敗の連続。仕事はいつまでたっても片付かず、周りに迷惑をかけてばかり。気づけば仕事中心の毎日を過ごしていました。

ずっとベットで寝ていた休日もありました。

そのような経験から、仕事というのは、
「自分が苦労したマイナスの分だけ、お客様をより大きなプラスの笑顔にできる」「仕事というのはしんどいもの」
と思うようになっていました。

たまの部活動(テニス)と同僚との飲みが、心の癒しでした。

未来への進むべき道に迷いが生まれました

そんな私も数年後には仕事を任されたりと、少しづつ結果もやりがいも出てきました。

それでも仕事中心のライフスタイルは変わりません。
家と会社だけを往復する日々が続きます。

「これをあと何十年も続けるのか?」と生活への疑問が湧いてくるようになりました。

一方で、友人たちは30歳を前後に続々と結婚をしていきます。そして子を授かり、家を買っていきます。

みんながみんな同じ道を歩んでいく。まるで人生のパッケージツアーがあらかじめ組まれているようで、すごく違和感を覚えました。

「このまま同じようにまわりに合わせていくべきなのか?」

未来にワクワクしなくなっている自分がいました。

かたづけとの出会いが、自分を変えるきっかけでした

不思議な体験でした。
かたづけをしていると、モノを通して自然と、
「私はこれからどう生活していきたいのか?」と自問自答していたんです。
そしてかたづけが終わると、頭と心がとてもスッキリしていることに気づいたんです。

今思えば、これが人生の岐路だったと思います。

それからは、家じゅうのモノと向き合いながら、時間をかけて「橋本 英明」という人間について自問自答するようになりました。
「私は何のために生活しているのか?」
「私はこれからの人生で何をしていきたいのか?」
「私のこれからの人生にそのモノは本当に必要なのか?」
「私はほんとうはどう生きていきたいのか?」

「なんとなく」から「これがしたい」へ

人生を「なんとなく」で見ていた自分がいることに気づきました。

本当に必要なモノはほとんどない。モノを手放すことで見栄や執着もなくなり、身も心も身軽になりました。

自分は自分。他人の目を気にせず「これでいいんだ」と思えるようになりました。

健康、おいしい食事、いつでもつながる環境。「あたりまえ」に感謝するようになりました。

かたづけから自分を内省・深堀りしていく過程の中で、
「もっと自由に生きたい!」「もっと好きなことをやりたい!」「一度きりの人生をチャレンジしたい!」
と強く願うようになっていました。

なりたい自分を通して、誰かを笑顔にしたい

「自分が情熱を持って取り組んだプラスのパワーで、お客さんのマイナスをプラスに変えたい」「もっと近くでお客さんを笑顔にしたい」。

仕事への捉え方も変わっていきました。

そうして導かれるように出した答えは、「かたづけ」でした。

「自分を変えてくれたかたづけで世の中の役に立ちたい」と思い、
約12年お世話になった会社を辞め、自分だけの道を進むことを決断しました。

人には必ず、自分だけしか歩めない道がある

「人生は自作自演のドラマ」、私の好きな言葉です。

例えば、
仕事の愚痴を言いあいストレス発散。
将来を見据えて専門分野の良書に読みふける。

同じ時間にどちらでもできます。どちらを選択するかは自分次第です。

モノを整え、生活を整え、様々な整えで、人生を充実感で満たしたい。

私は「ととのえ」を多くの同世代の人に発信・提供して、かたづけや日々の生活に悩んでいる人が一人でも自信をもって過ごせるように背中を押していけたらと思って活動しています。

かたづけるという行為は、地味でしょうがない。でも、その先にはじわじわと続く充実感が待っています。
かたづけサポートで関わった方が笑顔になっていく姿を見て、そのことを確信しています。

自分自身の経験と「かたづけ」が、私の人生をととのえ、自分の道に気づかせてくれました。
だからこそ、私はかたづけること、整えることを通して伝えていきます。

「あなたにも必ず、あなたにしか歩めない道がある」と。