かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
”かたづけられない”
この言葉をよく聞きます。このブログを読んでいるあなたも一度は言ったことがあるのではないでしょうか。
では、かたづけられないのはなぜか?
突き詰めて考えていくと様々な要因が出てくるでしょう。しかし、ここではあえて細かな部分には触れず、もっと視野を広げて考えてみます。
あなたはどのタイプ?
”かたづけられない”と言ったとき、あなたの頭の中にはどんな景色が浮かび、どんな感情が湧いているでしょうか?
- 子供が散らかしたままにしている光景でしょうか。
- かたづけなくたって生きていけるという気持ちでしょうか。
”かたづけられない”の裏側にある想いは人それぞれですが、大きくは次のように分類されると考えています。
横軸が「意欲」を、縦軸が「原因の主体」を表しています。
さて、あなたはどのタイプに当てはまるでしょうか?
(注:「時間がない」は自分の原因としてください)
タイプごとの特徴
かたづけを”やりたくない”
かたづけられないのは自分に原因があるとわかっているが、自分から進んではやりたくなく「誰かかたづけて」と思っている人がここに当たります。
このタイプの人の”かたづけられない”は、”かたづけなんてやりたくない”と訴えていることと同じです。
ということで、このタイプの方には次のことをオススメします。
一度私と一緒にかたづけをしてもらい、どういった心境の変化が起きるかを体験してもらう
かたづけを”やらない”
かたづけられないのは自分に原因があるとわかっており、かたづけられるようにもなりたいが、実際はできていない人がここに当たります。
「かたづけられるあなたに一番変わりやすい」タイプの人でもあります。
このタイプの人の”かたづけられない”は、”かたづけしたいけど(今は)やらない”と宣言していることと同じです。
ということで、このタイプの方には次のことをオススメします。
私と一緒にかたづけをすることで、強制的にでもかたづけをする環境を作る
かたづけは”できない”
かたづけられないのは他人に原因があり、自分からも進んではやりたくなくないと思っている人がここに当たります。
また、かたづけられないのは他人に原因があり、その原因である本人にかたづけてほしいと思っている人もここに当たります。
このタイプの人の”かたづけられない”は、”かたづけはできない”と訴えていることと同じです。
原因が他人にありますし、自分からなんとかしたいとも思っていなければ、あなただけで解決できる範囲を超えています。
ということで、このタイプの方には次のことをオススメします。
当事者にかたづけてもらいたい旨を伝え、一緒になって原因の解決を探していく
かたづけを”やれない”
かたづけられないのは他人に原因があるが、その人の分もかたづけられるようになりたいと思っている人がここに当たります。
このタイプの人の”かたづけられない”は、”かたづけしたいけど(自由に)やれない”と宣言していることと同じです。
他人のモノを勝手に捨てたり、勝手に移動させてしまって怒られたことはないですか?こちらは善かれと思っても、当の本人には迷惑でしかないこともあります。
ということで、このタイプの方には次のことをオススメします。
当事者にかたづけてもらいたい旨を伝え、一緒になって原因の解決を探していく
一緒になってかたづけを行い、かたづけの楽しさや素晴らしさを背中で見せていく
さいごに
”かたづけられない”といっても、紐解いていくといろいろなタイプに分かれます。タイプごとに何をすべきかも変わってきます。
”かたづけられない”と悩んだ時は冷静に、今のあなたがどこのタイプに当たるのか考えてみてください。
そして、具体的な行動につなげていきましょう。