かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
その世界の超一流を見ると、「あの領域まで達するのは難しいなあ」と思うことはないですか?今回はそんな”難しい”について考えました。
”難しい”は難しい
私はテニスが趣味です。なので錦織選手が追い込まれた時に打つ起死回生のパッシングショットや、とても追いつけないだろう球を打ち返すフットワークの凄さをものすごく感じるし、「無理だな」「とてもじゃないが難しすぎてできない」と思ってしまいます。
難しいことは難しいです。一部の天才を除いて、ほとんどの人にとって困難なことです。
では、友達と試合ができるようになることは難しいでしょうか。テニスを全く知らない人からすると難しいと感じるかもしれませんが、
- 最低限のルールを覚え、
- 基本的な打ち方を練習して、
- 相手のコートにボールを打てる、
ようになれば、レベルはともかくも試合でテニスを楽しむことはできます。難しいというよりは”難しそうにみえた”ということですね。
難しいのか、難しそうにみえるのか。これを区別することが重要になってきます。
分解して考える
”難しい”と”難しそうにみえる”の違いって何でしょうか。私は”分解できるか”だと考えています。
”難しい”と思ったときは、その難しいことを分解できないかを考えてみる。例えば手の凝った料理を見て作るのは難しいと思っても、レシピがあったので自分でもできたってことはないですか?先の見えなかった仕事も、一つ一つの作業に分解してみたら、それぞれはそんなに難しくなかったことはないですか?
難しそうにみえただけで、一つ一つは実はあまり大したことはなかったということですね。
でも、分解をするだけで、「あっ、これならできる!」という感覚をつかむことができます。「これならできる!」というのは行動する上での大きな原動力になります。分解することの効果は大したことあるんですね。
かたづけも分解して考えよう
かたづけも分解して考えたほうがいい。”かたづけができない”、”かたづけが苦手だ”、という人に
かたづけなさい!
といっても、「なにしたらいいの?」、「どうしたらいいの?」と途方にくれてしまうでしょう。”できない”という結果だけが残り、ますます”かたづけができない”、”かたづけが苦手だ”と意識してしまうでしょう。自己嫌悪に陥るかもしれませんね。
かたづけも、分解するといろんな要素から成り立っています。
- 片付け
- 整頓
- 収納
- 整理
”かたづける”といっても今何をすべきかがわかっていないと難しいと感じますし、逆にわかっていればやることが明確になって行動に移せる(できる)ようになります。
かたづけは難しいのではなく、難しそうにみえているだけです。一つ一つ分解して「あっ、これならできる!」という感覚をつかんでいきましょう。