自粛中に片づいた部屋をリバウンドさせないために必要なこと

ToToNo-i-Labo 橋本英明です。

緊急事態宣言が解除されて、徐々に普段の生活に戻りつつあります。
自粛期間中は、家で過ごす機会が増えたかと思います。具体的にどのように過ごしていたかが、種々の調査から発表されています。

どの調査を見ても、片付けが上位にランクインしており、部屋はスッキリ快適になっていることでしょう。せっかくスッキリしたのだから、普段の生活に戻っても部屋の状態をキープしたいですよね。

そんな方へ向けて、自粛中に片づいた部屋をリバウンドさせないために、何に気をつけてどう取り組めばよいのかを紹介します。

自粛中の片づけについて

具体的にどのくらいの方が自粛中の片づけを行ったのでしょうか?

こちらの調査では、「部屋の片づけ(47.3%)」が最多となったそうです。

「今まで気になりながらも、時間を取ることができなかった、家の中の整理整頓、不要なものを処分し掃除している(50代女性)」や、「長年できていなかったアルバムや写真の整理をしている(50代女性)」といった、長年見て見ぬふりをしてきたことを、突然できたまとまった時間の中で部屋の掃除や片付けをしているといった声が多くみられました。

https://www.atpress.ne.jp/news/212207 より抜粋

また、こちらの調査では、増えた行動1位は「お片付け( 64.3 %)」となったそうです。

「外に出れないので、家の中に意識が向く(40代女性)」
「家にいる時間が長くなったので、気になる(50代女性)」
「部屋の中を少しでも快適にさせたいから(40代女性)」
理由として複数見られたのが、家の中に意識が向くという回答。
STAY HOME、おうちで過ごそうといった啓発活動もあり、より「おうちの環境」に意識がいった結果でもあるようです。

「在宅勤務で粗大ゴミを捨てる時間ができたから。(40代女性)」
「まとまった時間で片付け出来る機会が中々ない為(20代女性)」
日常に追われてできていなかったお片付けができたという意見もありました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000047132.html より抜粋

多くの方が、自粛中に片づけを行ったことがわかります。

散らかる原因

「まとまった時間で片付け出来る機会がなかった」から片付けができないという意見がありました。
では、自粛解除されて元の生活に戻ると、部屋も元の散らかった状態に戻るということでしょうか?

これを説明するのに「割れ窓理論」というのがあります。

割れ窓理論(われまどりろん、英: Broken Windows Theory)とは、軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した。「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方からこの名がある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%B2%E3%82%8C%E7%AA%93%E7%90%86%E8%AB%96 より抜粋

ある郵便受けの近くの壁に落書きがあったり、付近にごみが捨ててあったりした場合、被験者がその郵便受けから5ユーロ札入りの封筒を盗む割合は25%で、郵便受けの周りがきれいだった場合の13%を2倍近く上回った。

という事例があります。

これを片付けの事例に当てはめると次のような経過をたどることになります。

  1. 机の上が乱雑な状態を放置すると、それが、「誰も片付けに対して関心を払っていない」というサインとなり、モノが散らかりやすい環境・雰囲気を作り出す
  2. ちょっとしたモノでも所定の場所に戻さないといった行為が、自分や自分の周り(家族など)にも起こるようになる。
  3. 片付けのモラルが低下して、少しづつ片付け(部屋のスッキリ維持)に協力しなくなる。
  4. 上記がどんどん悪化して、元の散らかった部屋に戻り、再度スッキリさせようとする意欲もなくなる。

リバウンド対応法

したがって、リバウンドを防ぐには、

  • 軽微な散らかりの段階で対処する(モノを元の場所に戻す、寝る前には机上にモノは残さない、など)
  • 短時間でよいので、定期的(例えば週1回)に掃除や散らかりチェックを行う。スケジューリングして、作業を忘れないようアラートを設定しておく。
  • 共有エリアは家族全員で行い、 部屋のスッキリ維持に努める。

などを行えばいい。

散らかりを毎日完璧に防ぐことは非常に困難なので、定期的にチェックすることで、軽微な段階で対処することが可能となり、割れ窓理論の進行を抑えることができる。

散らかりを未然に防ぐことよりも、散らかり度合いを、あなた(と家族)が許容できる範囲内に維持する、ことを優先させることが重要で、これにより心理的余裕ができて、取り組みが継続しやすくなる。

そうはいってもいずれ続かなくなる時が来るよ。と思うあなたには、「5秒ルール」を使ってほしい。
「めんどくさいなあ」「明日でいっか」など言い訳が頭をよぎったら、「5、4、3、2、1、GO! 」で片づけに取り掛かりましょう。

5秒ルールについては、こちらの動画が参考になります。一度ご覧ください。

”かたづけられるあなたに変わる”
かたづけエンジニア 橋本英明


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