かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
正月休みモードから通常モードに戻り、いつもの忙しい日々を過ごしている頃でしょうか?
新年に立てた目標は早くも崩れそうにはなっていないでしょうか?すでに諦めモードでしょうか?
もしそうなら、この後の続きを読んでください。私も苦しい時はこれを思い浮かべて乗り越えています。そんな内容です。
Contents
あきらめるとは?
”あきらめる”というとどんなイメージでしょうか。
あきらめる=失敗、負け、よくないこと
こんな意味で使われることが多いかと思います。「お前、あきらめるんじゃねぇ!」と聞くとポジティブなイメージがしますし、「お前、もうあきらめろ!」と聞くとネガティブなイメージですよね。
ではこの「あきらめる」はそもそもどんな意味なのでしょうか。
事情などをはっきりさせる意味の「明(あき)らむ」が、近世以降、心の中にはっきり決める、迷いを断ち切る意となり、さらに転じて、断念する意味へと変化した。
由来・語源辞典より引用
明らむのが、そもそもの「あきらめる」なんですね。では、明らむとはどんな意味なのでしょうか。
明らかにする。はっきりさせる。
晴れ晴れとさせる。心を明るくさせる。
weblio古典辞典より引用
なるほど。「あきらめる」は「明らめる」と「諦める」があることがわかります。
- 明らめる:明らかにする。はっきりさせる。晴れ晴れとさせる。心を明るくさせる。
- 諦める:仕方がないと断念する。悪い状況を受け入れる。
あなたはどちらの意味で「あきらめて」いますか?
明らめたら次に進めばいい
見極めて納得した結果として「あきらめた」のなら、別の目標を立ててそこに向かって進めばいい。そのとき、あなたの気持ちに後悔はなく晴れ晴れとしているはずです。
『あきらめてはいけない』 と言うのは簡単だが、
必ずしもあきらめないことが いいわけではない。
時には、 潔くあきらめることも 必要だ。
-羽生善治-
書類1枚1枚に目を通し、必要ないものは処分し、カテゴリ別にファイリングし、ラベルもつけて、戻す場所も決めた。その後も帰る前にはその日の書類をチェックし、必要なものはファイリングして、決めた場所に必ず戻すようにした。今の自分にやれることはやり尽くした。それでも業務効率は改善しないんです。
というように、自分で納得できるまでやったのなら、堂々と明らめて次に進みましょう。別の方法を考えて試してみるもよし、他の人に頼るもよし。あなたはあなたのまま、いきたい方に進むのみです。
自分にできないことを他人にしてもらう(頼る)ことは、決して悪いことではないんです。諦めると、それを「甘え」と感じてしまいます。頼るためにも、明らめるまでやりきりましょう。
さいごに
明らめることは、自分の生き方をかたづけること。
中途半端に諦めるな。
正々堂々と明らめろ。
そのためにもやれることをやり尽くせ。
やり尽くしてもダメなら、いい加減明らめろ。