かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
これって、まだ必要かな?
そんな”手放すかどうかの岐路”に立たされたとき、どんなに自信があっても、どれだけの経験があっても迷いは生まれるものだと思ってます。
そんな状況でどうすれば成功するのか?未来がわからない限り確固たる方法なんてありません。私だって手放した後に買い直したことあります。
だけど、手放すかどうか考えているとき、必ず意識していることはあります。
”難しい”という感情を大事にする
これまで手放してきたモノを振り返ると、捨て魔かなぁと思われるほど、周りから見れば”難しい”と思われる方を選択してきました。でも、私はこの”難しい”選択のおかげで、実に多くのものがもたらされ、新しい世界が広がっていきました。
大きな影響を与えてくれたのはテレビでした。テレビが大好きということではなかったけれど、家にいるときは「とりあえず」電源を入れて映像を流していた。
何か見たいものがあるわけでもないけど、ただボーッと見ている自分が嫌いだった。だけどテレビがあるとこのクセが治らない。試しに他の場所へテレビを隠してみると、、、待っていたのは快適な生活。知りたいことはたいていインターネットですぐに手に入る、ボーッとする時間は読書の時間に変わった。
1家に1台が当たり前のこの時代にテレビを手放した。TVCMなんて見なくても全く問題ない。その代わりに手に入れたもの。能動的な時間と読書によるさまざまな知識、部屋の開放感とスッキリした心。私の学習欲、思考欲をあげる大きな転換となったのは間違いないだろう。
”得るものが多い”を大事にする
とはいえ、私はいつでも無鉄砲に手放しているわけではないです。
手放すかどうか迷ったときは、”どちらが難しいか”と考えることと同時に、”どちらが得るものが多いか”も考慮するようにしています。
多くの場合、両者は一致するのですが、そうならない場合や判断しかねるときもあります。そんなときは、「結論を出すには時期尚早なんだ」と焦らないようにしています。つまり、途中で諦めず、考えることを辞めず、じっくりと腰を据えて取り組むようにします。
丁寧に向き合うと、人は変われる
私は”手放す”ことを通じて、上で紹介したテレビ以外にもたくさんの経験をしました。その経験から私が言えることは、丁寧に一つ一つ全力で”もがき”続けると、人は変われるということです。手放すかどうかの判断も早くなり、後で失敗したかもと思うことも少なくなる。結果的に手放した以上に得られるものが多くなっていく。
手放したものが後で必要になったとしたら、あなたはすぐに”失敗した”と思うだろう。だけど本当にそうだろうか?私はそうは思わない。
たとえ後で必要になったとしても、それ自体貴重な経験だから。手放したことで得られたもの、失ったものが実際に体験できるし、今回の改善点を次に活かすことができるから。それはあなただけの、誰にも奪われない大切な宝物です。
手放したいけど、なかなか一歩が踏み出せないのだとしても、諦めないでほしい。難しく先が見えないようなものであればあるほど、乗り越えた時には新たな世界が広がるし、新たな自分が発見できる。だからこそ、私は常に”難しく、得るものが多い”道を選び続けていくし、あなたにもそうであってほしい。