ストア哲学から学ぶ、かたづけの4つのポイント

かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。

「ストイック」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?

  • 強く自分を抑えつけたり厳しくする
  • 欲望に流されない

というイメージではないでしょうか。

しかし、実際は、ストイックに我慢をする、というよりは、

  • 苦しみを認識したうえでどう反応するかを選択し、
  • 欲求を抑え今あるすべてのことに感謝をすることで、
  • 人々を助け、またそれが世界に善をもたらす

という考えに基づいています。内なる理性に従い、そこに幸せを求めるとても前向きな考え方です。

このストア哲学の考えは、かたづけを行うときにも活用できます。

自分でコントロールできることに集中する

子供にかたづけさせたい、親にかたづけさせたい、と思っても、他人の行動を完全にコントロールすることはできません。そこにいちいちイライラしても、無駄に疲弊して否定的な感情が生まれるだけ。これらのできごと自体をコントロールするよりも、自分自身でコントロールできることに集中して行動しましょう

「良いこと」か「悪いこと」かで判断せず、すべて「チャンス」と考える

クローゼットに収まりきらない大量の服を見て、「かたづけられないダメな自分」と思うこともできますし、「自分が本当に必要なお気に入りの服を見直す絶好の機会」と思うこともできます。服を整理整頓して、服もあなたもスッキリした日には、悪いと思ったことも結果的には良いことにつながったりします。

つまりものごとには本質的に自分に良いとか悪いとかはないため、前向きに考えるのが得だということです。

かたづいていない現状は、自分を成長させるチャンスなのです。

大切な物を失った時のイメージをする

私たちはどうしても、自分が現在持っていない、または手に入れたいものに目が、想像がいきがちです。

そうではなく、現在手にしているものを失った時のことを想像することで、いかに現状に感謝すべきかを常に意識します。

無くなっては困るものなら、そのモノに感謝の念が湧くでしょう。

無くなっても困らないものなら、そのモノがない生活は悪くなく、手放せない恐怖感や不安感なくすことができるでしょう。またこれまで一緒に過ごしてきたことに感謝の念も湧いてくるでしょう。

手元から無くなったときのことを疑似体験することで、新たな一歩を進めることができます。

自らの死と常に向き合う

我々は誰でも自分がいつ死ぬかわかりません。あなたが成し遂げたいことを実現するためにも、かたづけで悩む日々から解放できるよう、目を背けず真正面からモノと向き合いましょう。

いかがでしたか?ストア哲学の考え方をかたづけにも実践することで、生きているこの瞬間を大切に生きていきましょう!

”かたづけられるあなたに変わる”
ToToNo-i-Labo(トトノイラボ) 橋本英明


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