本や書類を電子化するには何を使えばいい?

本や書類が溜まってて何とかしたい、と思った時にできることとして、電子化(自炊)が一つの解決策になります。

私はGW中に本の電子化を行いました。その時の様子をインスタグラムにアップしています。

本記事では、電子化するにあたって必要な機材をまとめます。

自炊とは

本や書類の電子化は「自炊」とも呼ばれます。

電子書籍に関する自炊(じすい)とは、自ら所有する書籍や雑誌を イメージスキャナ等を使ってデジタルデータに変換する行為(デジタイズ)を指す俗語[1]。デジタル化(スキャン)の効率化のために、書籍や雑誌を裁断機やホットプレート、アイロン等で分解する行為までを含む。
(Wikipediaより抜粋)

手順と機材

  1. 本や書類を分解する→裁断機が必要
  2. デジタルデータに変換する→スキャナーが必要

その他、デジタルデータを取り込む機材(PC等)が必要です(以降の説明では省略します)。
書籍の電子化の流れhttps://www.pfu.fujitsu.com/direct/scanner/detail_ix1500_dls3.htmlより引用

おすすめ機材紹介

裁断機

さほどの枚数は裁断しない人向け

CARLのディスクカッターが良いでしょう。A4サイズまででよいなら”DC-210N”を、A3サイズまで必要なら”DC-230N”を選びましょう。

一度に40枚程度(約3.6mm厚)を裁断できます。また比較的薄くて軽いので持ち運びに便利です。

裁断位置を光で示してくれてわかりやすいですし、スライダーをスライドさせて裁断するので簡単・安全に操作できます。

薄い書籍や雑誌・書類などを中心に裁断する方向け

PLUSのコンパクト裁断機が良いでしょう。

約60枚(5.5mm厚)を一度に裁断できます。裁断位置を確認できる赤色LEDによってカットラインがわかりやすくなっています。

重さが約5.4kgありますが、持ち運びは便利な取っ手がついているのでそれほど苦労はしないでしょう。

分厚い書籍も裁断したい方向け

DURODEXの裁断機がオススメです。本格的に自炊に取り組んでいくつもりならこれで決まりでしょう。

約200枚(18mm厚)を一度に裁断できます。裁断位置を確認できる赤色LEDによってカットラインがわかりやすくなっています。

私はこの裁断機を使っていますが、切れ味で困ったことはありません。薄いものから厚いものまで、少し体重を乗せてハンドルを押し込むだけで綺麗に切れます。

ハンドル部分は折りたたみ可能なので、立て置きができてコンパクトに収納できます。

唯一の欠点は重さです。約10kgあるので持ち運び時に怪我をしないよう注意しましょう。

スキャナー

スキャナーはScanSnapで間違いないでしょう。私は”ScanSnap ix500″を使っていますが、現在では”ScanSnap ix1600″が最新版です。

読み取りスピードは、両面・片面 毎分40枚(カラー 300dpi読み取り時)です(ix500は毎分25枚)。実際に使っていて、私は読み取り速度でストレスを感じたことはありません。

読み取りの処理も賢く、簡単に電子化できます。

  • 両面読み取り設定にしていても、片面しか情報が無ければ、片面しか取り込まない
  • 読み取った文字を判別して、自動で縦長・横長を調整したり、文字が逆さにならないよう調整してくれる

また、これまで裁断ミスによるもの以外で、用紙がスキャン中に詰まったり、重送による読み取りミスが起こったことは無く、しっかりとした”つくり”になっていますよ。

セット品

別々に揃えるのがめんどくさいという場合は、セット品も用意されています。

レンタル

ここまで読んで、「とりあえず今回だけ使いたい」とか「今後も使うかどうかわからない」とか「まずは一度試してみたい」と思っているかもしれないですね。

そういう場合はレンタルという手段があります。下にいくつか載せておきましたので、レンタルを検討しているなら参考にしてください。

さいごに

本や書類の電子化(自炊)に必要な機材を紹介しました。
スキャナーはScanSnap、裁断機は用途に応じて選んでみてください。

私はスキャナーと裁断機を揃えてから、「本の置き場所が気になって、読みたい本が買えない」という悩みから解放されました。
もちろん、本のせいで部屋が狭くなるということもなくなりました。

読書への欲求と本の整理整頓との両方を叶えてくれます!迷っている方はぜひ試してみましょう!

”かたづけられるあなたに変わる”
ToToNo-i-Labo(トトノイラボ) 橋本英明


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