かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
「かたづけの極意」シリーズ。第2回は「かたづける強さ」です。
強さ、それは自分自身を理解し征服すること。
つまり感情のコントロール。いかに穏やかに、平常心を保ち続けられるか。
感情をコントロールすることで、過去の自分にカタをつけて、未来へ向かってかたづけていけるようになる。
かたづける強さを身につけるために、知っておくべきことがある。かたづけの仕方を理解し使えるようにするよりも、自分自身を理解し征服するほうがはるかに重要だ
どういうことか?それは自分自身を振り返ってもらうのがいい。
- 買うつもりはなかったが、セールで予想外に安かったので、つい買ってしまった。。。
- もう自分には必要ないモノだとわかってはいるが、高価だったことがネックとなり手放せない。。。
- お気に入りのモノだけど、周りから「流行遅れ」と笑われ、泣く泣く手放した。。。
実は誰よりもやっかいで、気まぐれな存在なのが自分自身である。合理的に行動しているつもりでも、まったく逆の行動をしていることが多いのではないだろうか?「人間らしい」ということでもあり、このあたりのコントロールは非常に難しい。
しかし、自分の内面をコントロールできなければ、モノと今の自分との関係をまっすぐな気持ちで正しく見つめることはできない。内面のゆらぎは、そのまま視線(視点)のゆらぎとなって現れるからだ。
逆に言えば、内面を自分で完全にコントロールできれば、「セール」とか「流行遅れ」といった内面とはほとんど関係ない外の世界のことにとらわれることなく、自分の基準で、あるがままの自分でモノと向き合うことができる。
感情のコントロール。いかに穏やかに、平常心を保ち続けられるか。これが一番難しい。
「かたづける強さ」とは、自分自身の感情をコントロールして、自然体でいられる強さである。
感情をコントロールできたなら、過去の自分をかたづけて、未来へ向かって進んでいけるようになる。