かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
私は、これまで何度もかたづけをしてきて、自分の”心の声”を信じることがとても大事だと感じています。
しかし、これまでの生活を振り返ると、私たちは大人になる過程で、自分の心の声を素直に出せないように、例えば「捨てること」が悪であるかのように教え込まれます。
子供の頃、買ってもらったおもちゃにすぐ飽きて、要らないから捨てようとすると、「高かったのになんで捨てようとするの?もう買ってあげないから!」と言われたことがあるでしょう。
プレゼントでもらった服、もう着ないから捨てようとすると、「xxさん(プレゼントしてくれた人)に申し訳ないでしょ!」と言われたことがあるでしょう。
こういったことの繰り返しで、自分の本心に素直に行動することがいけないことのように刷り込まれていきます。
しかし、実際は、
必要か不要かの決断に迷ったときこそ、自分の心の声を信じるべきです。
決断に迷っているとき、その大半は、
- 心の中で思っていること
- 頭の中で考えていること
それぞれ存在しているが、その結論が真逆であることがほとんどです。例えば、
心の中では(本心は)要らないと思っているが、まだ使える状態であることや高価だったことを考えると残しておくべき(もったいない)ではないか?
といったことです。
自分の本心を信じられないと、かたづけをするときに思い描いていたイメージを追い求め続けることができず、他人の言うことや事例、他人の目ばかり気にするようになります。そして結局は、自分の求めるイメージを得ることができずに終わってしまいます。それが、「かたづけは苦手、めんどくさい、やりたくない」という思いを強めていってしまいます。
本心では不要と思っているが、他人の目を気にして、必要だと自分自身を思い込ますのか。
本心では必要と思っているが、他人の意見に押し切られて、不要だと自分自身を思い込ますのか。
最終的に「不要」になろうが「必要」になろうが、それ自体はあまり重要ではなく、
心の中で思ったことと頭で考えたことが一致していることの方が重要です。
一致していない状態で決断するのは不可能に近いです。
迷った時は今一度、あなた自身の心の声に耳を傾けましょう。
決断に迷ったときこそ、自分の”心の声”を最も信じるべきだ。