吉野家行列問題から、生活をかたづけてみよう

かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。

 

先日の「吉野家無料クーポンを求めて長蛇の列」をご存知ですか?

このために1時間待った方もいたとか。行列嫌いの私には信じられないことですが。

本当に並んでまで手に入れるべきものだったのでしょうか。そのことを考えるヒントをお伝えします。

 

頭<感情

「380円分のクーポンが欲しいなら1時間待たないといけません」

さて、あなたは待ちますか?「No」の方が多いのでは?

 

「1時間待てば380円分のクーポンを差し上げますよ」

さて、あなたは待ちますか??一つ前の質問よりは”待ちたい”と思ったのでは?

 

「今日だけ牛丼並1杯無料クーポンプレゼント!ただ行列できてるので1時間くらいかかるかも」

さて、あなたは待ちますか??一つ前の質問よりは”待ちたい”と思ったのでは?

 

落ち着いて考えれば意味するところは同じことがわかるでしょう。でも、あなたの心の揺さぶられ度合いは違ったのでは?

 

人間の行動は感情で動かされてしまう。このことを理解しておきましょう。

 

”仮想お金持ち”で冷静さを取り戻す

人が感情を持つのは当然ですから、感情が湧き上がること自体を抑えるのは現実的ではないと考えます。なので、別の感情で感情のぶつかり合いをさせる方がベターです。

 

そのために自分に質問をしてあげましょう。

”もし自分がお金に何一つ困っていなかったら、今の行動をとるだろうか?”

 

”もし自分がお金に何一つ困っていなかったら、380円分のクーポンをもらうだろうか?”

Noならその時、”欲しい”と”欲しくない”の感情がぶつかり合います。その結果、落ち着いて冷静に判断できるようになるでしょう。

 

Yesなら、堂々と貰ったらいいと思います。きっとそこには”自分の感情を超えた何か”があるはずですから。

例えば”子供の笑顔のためなら1時間待ちも値段も関係ない”とかね。

 

さいごに

一歩外に出れば、これでもかというくらいに宣伝や勧誘の波(チラシや広告パネル、呼び込みなど)が襲ってきます。感情が揺さぶられていると感じた時は、その時だけでもお金持ちになって考えてみましょう。

 

「お金持ちなら買うか?この行動をとるか?」と自問すること。

それは、”本当にこれは自分にとって必要なモノなのか?”と考えること。

それは、”本当にこれは自分にとって有益な時間の使い方なのか?”と考えること。

 

あなたが本当に大事にしたいもの、大切なことは何ですか?

生活をかたづけ、大事にしたいもの、大切なことを見つけていこう。

”かたづけられるあなたに変わる”
ToToNo-i-Labo(トトノイラボ) 橋本英明


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