かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
先日、こんな記事を見ました。
アメリカの有名人の自宅といえば広い豪邸でプール付きは当たり前で、広い家=成功者というイメージがありますね。では狭い住宅の日本は米国より不幸せなのでしょうか。今回は部屋のかたづけの観点から考えてみましょう。
狭すぎも広すぎも難しい
一定レベルまでは「幸せ」につながるでしょう。ただしある点(臨界点)を越えると「幸せ」とは相関しなくなると考えます。
ちょっと極端に考えてみましょう。
家族4人がトイレ風呂なし3畳の極小住宅に住むとしたら、、、不便ですし家族全員が足を伸ばしてぐっすり眠れるかどうかも怪しいそうです。
一方で、トイレ4つ、風呂3つ、リビンク5つ、個人部屋有りみたいな豪邸に住むとしたら、、、管理するのに家政婦さんを雇わないと手が回らないでしょうし、庭があれば定期的に手入れしないと虫がわくでしょう。維持費も相当なものになりそうです。知らない人が入り込んでもすぐに気づけないので安心して寝ることもできなさそうです。
いい塩梅は人それぞれ
この臨界点は、馴染みのある日本語にすると「いい塩梅」と表現することができます。この「いい塩梅」の加減は人それぞれなので、一律で「これ!」ということは言えません。
趣味が読書(紙の本好き)の方は、家に図書館のようなスペースが必要かもしれません。カメラ好きの方は、機材保管用の空調の整った部屋が必要かもしれません。自宅で料理教室を開いている方は、何枚ものお皿を収納できないといけないでしょう。
このように自分のおかれた環境を踏まえて必要なモノの数を把握しておく必要があります。言い換えると、せっかくいい塩梅の広さがわかったとしても、モノを管理できないと簡単に部屋は狭くなります。引っ越しで荷物を全部外に出した時「この家ってこんなに広かったんだ」と思った経験はないですか?
また、「いい塩梅」は時間の経過によっても変わります。子供がいる頃は広いスペースが必要でも、成長して巣立っていけば、夫婦2人が住めるスペースで十分になります。
このように自分の周りの変化も影響してきます。
「いい塩梅」は変わるのが普通だし、その時々によって変えていいという意識を持つことが大事になります。
他人の尺度でなく自分の尺度で測る
ということで人それぞれなのですが、とはいえ何か指標のようなものはないだろうかと考えてみました。
定性的にはなりますが、迷った時はこの指標に戻ることを提案します。
安心する場所:身の安全を感じられるか
居心地の良さ:心も体もしっかり休息できるか
帰巣意識:帰りたいと思えるか
他人に決めさせることなく、自分の尺度で判断しましょう。