かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
今年から1日の記録をつけ始めました。寝る前にその日行ったことや思ったことなどを自由に書きなぐっています。
「今日は1日特に何もなかったなぁ」と感じた日も、文字に起こしてみると意外と「あっ!こんなことあったあった」、「そういえばこのときこう思ったよなあ」ということが出てきます。
そして、書いている途中から「明日はこうしてみよう」とか「次はこの視点で考えてみよう」とか思い浮かんできて、それも思ったままに書き加えています。
こうやって書くことで今日の終わりと明日への始まりを意識して区切ることができるようになっています。
そんな記録することの効果を実感した時、これはかたづけにも応用できそうだなと思ったことをシェアします。
こんなことはありませんか?
- 一生懸命働いてクタクタで帰宅。扉を開けて見える光景はモノが散乱し、服はソファーの上に置きっ放し。
- 探し物が見つからないことなんて日常茶飯事。たまにかたづけると、同じものを何個も出てきた。
- 得意の料理をお世話になった友人に親に恋人に振る舞いたいけど、料理を広げるスペースも座ってもらうスペースもない。
「なんでこんなことになるんだろう」
「こんな状態を見られ伝わって嫌われたらどうしよう、”できない人”に見られたらどうしよう?」
という思いを抱えたまま次の日を迎えてはいないでしょうか?もしくは、意識しないように意識しないように無理して自分を偽ってはいないでしょうか?
ネガティブな考えや感情を持ち続けていると、自分で自分のことを認められなくなり、ストレスが溜まっていくことになってしまいます。
書くことで”流す”
自分を振り返る「書く」
ネガティブな考えや感情ほど見たくないでしょう。でもそれでは頭の中に溜まったままです。
ノートに書いて、外に吐き出しましょう。
悲しいときは涙して、その感情を吐き出すとスッキリして冷静になれるように、
ストレスやモヤモヤはノートに書き出して、その感情や思いを吐き出すとスッキリして冷静になれます。
溜めない(ストックしない)ためにも、流して(フローして)あげましょう。
書くことで”変われる”
吐き出した先(ノートの中)では、”それをなかったことにしない”ことができます。
自分のありのままの姿がそこにはあります。
自分が何を考え、どう感じたか。それはあなただけの貴重な経験です。
書くことで、経験は意識化されます。
同じ経験をしたとしても、その日その日でどう感じ、どう捉えているか、がわかってきます。
感じ方や捉え方の変化は、あなたの進みたい道を示してくれます。
周囲の環境は自分ではすぐにかえられないかもしれない。
でも、意志と行動は自分で今この瞬間から変えられます。
書くことは、変わるための土台となり、自らの背中を押すことにつながります。
書くために”守ること”
誰にも見せないこと。秘密のノートを作ってください。
誰にも見られないことで、安心していいこともわるいこともありのままに書くことができます。
他人の目を気にしなくてもよくなります。
最初からいいものを書こうと思わないこと。まずは続けること、慣れること。
いつ書いてもいい。分量も決めなくていい。
何かしら書く。ただし正直に。これを続けてください。
さいごに
周りの環境やできない自分を非難し、モヤモヤした生活を続けていくか、
同じ経験から学び、それをきっかけにし、現状を変えていこうと動き出すのか。
「書く」ことは、気持ちをリセットし、変わるためのエネルギーをあなたに与えてくれます。
書く習慣、始めませんか?
参考図書
「マイブック」は、日にちだけが印字されており、自由に書くことができます。