”どうしたいか”より”どうなりたいか”でかたづけていく

かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。

 

突然ですが、「ご自宅をどのようにかたづけたいですか?」と言われたらどう答えますか?

洗濯した服の山ができないようにしたい

床に何も置かない部屋にしたい

◯◯さんのような部屋にしたい

 

もっと出てくるかもしれません。

 

それなら例えば、床にあるものを押入れに全部入れてあげたら喜んでくれますか?

「いや、そういうことじゃないんだ」と訴えるでしょう。

 

かたづけたい先にあるもの

「洗濯した服の山ができないようにしたい」を例に考えてみましょう。

服の山ができないようにしたいのはなぜ?

服の山を見ているだけでイライラする

しわくちゃになるのがイヤ

服を畳むことに時間をとられたくない

 

ここでもいろいろな理由が出てきますね。

さらに深く見ていきます。

服の山を見ているだけでイライラする
→リビングではとにかくゆっくりしたいのに常に目に入るから落ち着かない

しわくちゃになるのがイヤ
→そんな服着て外に出たらだらしない人に見られてしまう

服を畳むことに時間をとられたくない
→プログラミングをもっとしたいから

ここまでくると、理由が「あなたのこと」になりました。

 

かたづけたい先には必ず”なりたいあなた”が存在します。

 

なりたい方向に方法を合わせる

”なりたいあなた”を見落すと、「うまくやる」ことはできるようになっても「幸せになっている」かどうかは見えにくくなる。

プログラミングをもっとしたいから服を畳むことに時間をとられたくない人に、簡単にできる畳み方を教えたとする。

確かに畳む時間が短くなる分、プログラミングをする時間は増える。

これで幸せだろうか?まだイライラは続くのではないか?

 

畳む作業は代行を頼むことで、その時間を全てプログラミングに充てる。

その上でプログラミングにより集中できる環境を作るために、デスク周りをかたづける。

その後、余裕が出てきたら簡単にできる畳み方も覚えていく。

こちらの方が幸せではないだろうか?

私ならこちらをオススメする。

 

したいこと(したくないこと)だけを見ていたら、振り返った時に全然違う方向に進んでいることだって起こり得る。

あくまで”なりたいあなた”をいちばんに持ってきて、そこに近づくためのかたづけであること。

 

なぜ?なぜ?なぜ?と繰り返す

たとえ目の前の状況がかたづいたとしても、長い目でみたときに、

こっちの山に行こうと思ってたのに実は別の山に行っていたというような、

そんなことになってしまったらあまり幸せではない。

 

優先順位をつけないと・・・とよく言われる。

でも、優先順位といったときに、小さな視野での優先順位になってないか?

 

少し立ち止まってみよう。

なぜ?なぜ?なぜ?と自分自身に訊いてみる。

 

その先にある”なりたいあなた”を見つけたら、そこに近づくための優先順位をつけていく。

totonoe Quote”なりたいあなた”に近づくかたづけは、あなたを変えていく。

”かたづけられるあなたに変わる”
ToToNo-i-Labo(トトノイラボ) 橋本英明


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