減災のために片づけができること

2021年も地震が各所で発生していますね。震度4,5の大きさは今や珍しくなくなってきました。

地震を完全に予知することや、その被害を完璧に防止することは難しいですが、少しでも被害を大きくしないように「片づけの力」を使って予防(減災)することはできます。

こんなときだからこそ、自分の家の中を確認してみましょう。

玄関周り

玄関がくつで占領されてませんか?玄関の飾り棚はモノであふれていませんか?

地震が来たら揺れでくつがぐちゃぐちゃになったり、飾り棚の上のモノが下に落ちて足の踏み場もない状態になります。特に陶器やガラスが下に落ちて割れると足を切る原因にもなります。

一刻も早く非難しないといけないとき、そんな状態だとくつを探すのに時間もかかるし、パニックにもなります。

そうならないように、玄関周りはすっきりさせておきましょう。

寝室

ベットの上に倒れてきそうなタンスや家具はありませんか?

いくら固定していたとしても、揺れが大きいと倒れてくる危険はあります。激しい揺れで倒れた家具の下敷きになるなんて、悲しすぎますよね。

もう一度、家具の配置を見直してみましょう。さらに、家具そのものが寝室に必要かどうかも見直してみましょう。

キッチン周り

食器棚の中は食器で溢れていませんか。不安定な積み方をしていないでしょうか。

地震が起きると、そんな食器たちがなだれのごとく落ちてきて、床が破片だらけになってしまいます。足を怪我する危険性が非常に高くなります!

必要以上に食器を持ちすぎていないでしょうか。長年使っていないものはないか、棚の中の食器を調べてみましょう。

さいごに

家が倒壊するほどの大きな地震には意味のないことかもしれない。でも、家の中の危険を小さくすることはできるはず。

不要なものを捨てる、余分なものを捨てる、配置を見直す。このことで、落下や転倒や散乱の危険を少なくできます。

あなたの家は、あなたを守ってくれますか?それとも危険な目にあわせますか?

どちらの家にするかはあなた次第です!

地震というものを良い意味で捉えて、モノとの関係を見直そう!

”かたづけられるあなたに変わる”
ToToNo-i-Labo(トトノイラボ) 橋本英明


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