かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
先日のブログ、読んでくれましたか?
この中で、最初に3つ例を挙げたのですが、そのうち下に書いた2つにはあまり触れませんでした。
床に何も置かない部屋にしたい
◯◯さんのような部屋にしたい
この例について、ここではさらに踏み込んでみます。
背景にあるものは何か?
例えば、「床に何も置かない部屋にしたい」というのは、どういった経緯からそう思うようになったのか?
小さな子供がいて、なんでも口に入れてしまうのを見たから。危険にさらしたくない。
こういったご自身の意志が入っているなら何も問題ないんです。
かたづけるなら床にモノを置くべきではないんでしょ!?
こういった常識(と思っていること)や義務感から出たものは注意が必要です。
意志がないと続かない
「こうあるべき」という思いから始まるかたづけは、高い理想に追いつくこと。
かたづけ始めると、そんな理想と現実との差をはっきりと体感する(見せつけられる)。
自分の意志が入っていないが故に、やる気もすぐに失って、気分がふさぎ込んでしまうのです。
成長を実感できれば続く
「したい」という思いから始まるかたづけは、「できた」の数を増やすこと。
かたづけ始めると、思い描いた様子と現実との差をはっきりと体感する(見せつけられる)。
でも、意志を持ってスタートすれば、スタート地点の自分と現在の自分とを比較することができる。
「ここはかたづいた、子供の安全スペースが増えた」
すると、ここまでの自分の成長が見えてきます。
仕事でも同じではないでしょうか?
「私はまだまだ到達できそうにない。そうならなくてはいけないのに…」
結果を出した同僚と自分を比較すると気が重くなる。
でも、
「これができるようになった。以前と同じ時間でできることも増えた。」
昔の自分と比較すると自分の成長を実感できます。それはあなたに自信と勇気を与えてくれるはずです。
”思い”を”想い”につなげていく
理想と自分自身を比べると、そこに追いついていない自分に苛立ちを覚えたり、気分が沈んだりすることが多いですが、
昔の自分と今の自分を比べると、成長と進歩を実感できます。理想に近づいていることを実感できます。
そこから充実感、自己肯定感、人生の喜びが生まれてきます。
「ここもかたづいた、あそこもかたづいた」
「できた」の積み重ねが、部屋もあなたも変えてくれます。
「思い」が「想い」になるかたづけへ。