かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
この前の記事は読んでくれましたか?
”時間がないのではなく、時間を使えていないのだ”ということをお伝えしました。
時間をうまく使えていない原因はいろいろあるかと思いますが、かたづいていないことも原因の一つになり得ます。つまり、かたづければ時間をもっと有効に使うことができます。
かたづけが解決するムダな時間
モノを”探す”時間
本を読みたい時、一瞬で見つかる人と30分かかる人と、どちらが時間を有効に使えているでしょうか?
電池を使いたい時、一瞬で見つかる人と探しても探しても見つからず買いに行く人と、どちらが時間を有効に使えているでしょうか?
私は、探し物にかかる時間のことを”死時間”と呼んでいます。ムダに時間を使った=ムダに命を使った、といえないでしょうか。
また、ムダにお金を費やすことにもつながります。購入するという別の時間もかかってしまいます。これでは時間がいくらあっても足りないでしょう。
モノの居場所を明確にすることで、時間もお金も有効に活用できるようになります。
モノを”選ぶ”時間
服を選ぶ時、100着から選ぶ時間と5着から選ぶ時間と、どちらが早く選ぶことができるでしょうか。
また、同じ100着でも、乱雑に置かれた100着と整然と置かれた100着と、どちらが早く選ぶことができるでしょうか。
その100着は本当にあなたが”着たい!”と思わせる服でしょうか。
あなたに必要なモノだけにすることで、時間もスペースも有効に活用できるようになります。
モノを”取り出す”時間
手前に置いたコップと奥に置いたコップはどちらが素早く取り出せるでしょうか。
また、目線くらいの高さに置いたコップと、手を伸ばせば届くコップはどちらが素早く取り出せるでしょうか。
頻繁に使うモノは、取り出しやすい位置に置くことで、時間も労力も有効に活用できるようになります。
モノを”戻す”時間
取り出す時と同様に、手前に置いたコップと奥に置いたコップはどちらが素早く戻せるでしょうか。
また、目線くらいの高さに置いたコップと、手を伸ばせば届くコップはどちらが素早く戻せるでしょうか。
頻繁に使うモノは、戻しやすい位置に置くことで、時間も労力も有効に活用できるようになります。
モノを”教える”時間
モノの位置を家族全員が把握している場合と都度モノの居場所を聞かれる場合と、どちらが自分の時間を奪われないでしょうか。
家族4人だとした場合、あなた以外の3人から同じことを聞かれるとイライラしてきませんか?
共有物は、モノの位置や置き方まで共有することで、時間も心も有効に活用できるようになります。
さいごに
かたづけによって、モノにかかる時間を最小限にすることができます。
モノを”選ぶ”時間
モノを”取り出す”時間
モノを”戻す”時間
モノを”教える”時間
さらに、時間だけでなく、お金や労力といったものまでも効率よく使うことができるようになります。
かたづけはあなたに充実した時間を運んでくれます。
時間がないからこそかたづけをする。
かたづけはあなたに充実した時間を運んでくる。