かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
先日はかたづけを習慣化することが重要であることを書きました。
今回はかたづけが習慣化すると、どんないいことがあるかをお伝えします。
かたづけが習慣化することのメリット
習慣化するといいことがありそうな、なんとなくのイメージは湧いてくるかと思います。考えていくとたくさん出てきそうですが、ここでは私が特にお伝えしたいことを3つに厳選しました。
かたづいた状態を維持できる
かたづけが習慣化すると、次のような流れをたどることができます。
- かたづける行為が”めんどくさい”、”苦しい”ものではなくなります。
- 問題が大きくなる前に対処する(かたづける)ことができます。
- 問題の先送りがなくなり、リバウンドを未然に防ぐことができます。
- かたづいた状態を維持することができます。
”維持できる”とは”竹のようなしなやかさ”と言い換えるとわかりやすいかもしれません。
このグラフは、時間の経過とモノの量との関係の一例を表したものです。理想値をずっとキープできるのが理想ですが現実的ではありません。生活していく限り様々なものが出入りしますし、趣味の変化などでもモノの量は変わっていきますからね。
快適さを維持できる範囲(適正量下限〜適正量上限)に収まっていれば”維持できている”と考えます。
仮に快適さを維持できる範囲を超えたとしても、すみやかに適正量に戻す(かたづける)ことができれば、これも”維持できている”と考えます。
人間なので時には散らかったり手付かずになることもあります。でも、かたづけが習慣化できれば、そんな”かたづいていない状態”を敏感にキャッチすることができるようになります。
自己肯定感を得られる
かたづけが維持できるどうなるでしょう?
- かたづけが”できる”ことを実感する。
- かたづけられない自分にイライラすることがなくなる
- 自分に対して自信がつく
- 自分で判断し勇気を持って決断する力がついていく
かたづけられた成功体験は、あなたの中で”自分はやればできるんだ”という自信になります。さらに、かたづけの習慣化によってその自信はどんどん大きくなります。
大きな自信は、かたづけ以外でもあなたを前向きに進ませてくれる原動力になります。
特にかたづけで行う”整理”は、あなた自身が”判断すること”、”勇気を持って決断すること”の連続です。自分の身の回りのモノでこの経験を積めるのは、かたづけの大きなメリットです。
部屋(空間)以外もかたづけたくなる
”かたづけ”と聞くと、自分の部屋や事務所といった”空間”をイメージするのではないかと思います。でも、かたづけは空間だけにとどまるものではありません。
お金であったり(家計の見直しなど)、仕事であったり(業務効率化など)、様々です。
習慣化の特徴は、それが他へも波及するところです。
- 空間のかたづけが習慣化する。
- 習慣が続くと無意識に近い状態でかたづけられるようになる。
- 細かなところにも目がいくようになる。
- 他のところもかたづけたくなってくる。
”他のところもかたづけたくなる”というのはどういうことでしょうか?私の事例を紹介します。
財布を見た時に「なんでいつも硬貨でいっぱいになっているんだろう?」、「このカードいつも入れておく必要あるかな?」って気づくようになりました。
そうすると、財布の中身をスッキリさせたいと思うようになって、財布の中を見直しました。
そうして見直していく中で、財布以外から出ていく携帯電話代も気になるようになってしまい、改めてプランの見直しをしたら月3000円(くらいだったかな?)の支出削減につながりました。
かたづけは、キーストーン・ハビットになる可能性を秘めています。
さいごに
かたづけの習慣化はさまざまな効果を生んでくれます。
自己肯定感を得られる
部屋(空間)以外もかたづけたくなる
かたづけは自分への自己投資です!
これらの効果を得るためにも、かたづけの習慣化に取り組みましょう!