過去の自分を認めて許すから手放せる

かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。

下の記事で感謝して手放そうということをお伝えしました。

この記事の中でもう一つ大事なことがあるので、そのことをお伝えします。

自分の中にあるものに気づく

もしあなたが手放すことを苦手にしているのなら、モノに後悔の気持ちを置いていませんか?

と書きました。これは、あなたのモノに対しての気持ちですが、ここではもう一つ問いかけます。

もしあなたが手放すことを苦手にしているのなら、自分自身に罪悪感を抱いてはいませんか?

今回の自転車の事例だと、このように思ってはいませんか?

あなた
結局あまり乗らなかった。どうして私はこの自転車を買ってしまったんだろう。。。
あなた
まだ全然使えるのに手放すなんて、私はなんてダメな人間だろう。。。
あなた
買ったものは壊れるまで使い続ける(乗り続ける)べきなのに。。。
あなた
「せっかく買ったのにもったいないことするんだね」って、きっと非難される。
あなた
「次の人に託すってすばらしい」って、どうせお世辞なんでしょう。。。

感情→モノの順で手放す

この事例のように、手放す時にあなたの中に罪悪感はないだろうか?あるとしたら、罪悪感があること自体を悪いことだと思わないでほしい。

悪いのはその罪悪感を自分の中で消化できないままモノだけを手放してしまうこと。

なぜかというと、あなたの感情を呼び起こすモノがなくなってしまうと、頭の中だけでしか記憶を呼び起こすことができなくなります。人は誰しも嫌なことを積極的に思い出したくありませんから、罪悪感はそのまま自分の中に留まってしまいがちです。

そして、別の場面で同じようなことが起こった際に、記憶が引き出され罪悪感に苦しめられてしまうことになります。こうなると悲惨です。罪悪感を罪悪感で上塗りしてしまうので、意識を変えること、立ち直ることが難しくなっていきます。

罪悪感を自分の中で消化できたらモノを手放すようにしましょう。その時はモノに対して感謝の気持ちが湧いているはずです。

過去の自分に今の自分ができること

罪悪感に気づいたら、その原因となっている過去まで記憶を戻しましょう。

過去の自分の行動を振り返り、その時の感情を思い出してみましょう。その時点では何も問題ないことに気づくと思います。もし問題があったのなら「これからは◯◯する」という”今から変えられるもの”に置きかえましょう。

その時々の自分の感情を認めて許してあげることができれば、徐々にではあるかもしれない、でもその罪悪感を開放することができます。あなたが最終的な結果だけでなく、その時々のどのような感情も行動も受け入れられるようになれば、その感情に伴う痛みも少しづつ和らぎ、自分の中で消化して受け入れることができます。

さいごに

あなたの過去の感情や行動を自分自身で認めて許すこと。それはあなたの心に散らばった感情を整理し、要らないものを開放していく(意味を捉え直す)こと。その積み重ねが、現在の状況を受け入れ今を精一杯生きることにつながっていきます。

”感情→モノ”の順に手放していこう。そうすることで、感謝の気持ちを持ってモノを手放せる。そして、あなたの心や生き方をも整えて変えてくれる。

”かたづけられるあなたに変わる”
ToToNo-i-Labo(トトノイラボ) 橋本英明


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