かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
「かたづけられない」と悩んでいるのであれば、一方で「かたづけたい」とも思っているはずなんです。
現状、かたづいていないのであれば、「かたづけられない」悩みの方が大きいはず。でも最初は「かたづけたい」気持ちの方が大きかったはず。
どこで、「かたづけたい」は「かたづけられない」に変わったのでしょうか?
Contents
気持ちの移り変わりを見てみよう
最初は悩みも願望もない
新居へ引っ越した時を思い出してみてください。
新しい事務所へ異動した時を思い出してみてください。
「ダンボールや梱包材を処分しなきゃ」ぐらいで、”かたづけたい”とか”かたづけられない”という気持ちは沸いてなかったのではないでしょうか。
あなたの理想に近い状態にあるので、”かたづけたい”とか”かたづけられない”といった感情は存在してこないです。
徐々に出てくる”かたづけたい”
生活を続けていくと、家や事務所にあるものは使っては戻され、使っては戻され、を繰り返します。さらにそれ以外にも、新しいモノを買ってきたり、家にあるモノを捨てたりします。
人は完璧ではありませんから、使ったまま放置されたり、大量に買い込んだりすることもあります。
そうすると、”かたづけたい”という気持ちがニョキッと現れてきます。
”まだ”とのたたかい
ただ、元々が片付いた状態だったので、すごく散らかっているとは感じにくいです。
人はラクをしたい生き物。「まだ大丈夫。今度やればいい」と考えて、後回しにしがちです。
これが何日も続くと、それに合わせて散らかり度合いも増していきます。そして、”まだ”の大軍が押し寄せていることに気づきます。
ここで出てくる”かたづけられない”
”まだ”の大軍に気づいた時には、状況はだいぶ悪化しています。新しいモノも入ってきているので、ただ元の位置に戻すだけでは終わらないところも出てきます。
そうなると新たに現れてくるのが”かたづけられない”です。
それでも人はラクをしたい生き物、「しんどい。めんどくさい。今後まとめてやればいい」と考えて、後回しにします。
”まだ”から”もう無理”へ
後回しにしても、そこで生活することにかわりはないですよね。だから状況は悪くなる一方。
”かたづけられない”という気持ちがどんどん大きくなり、”かたづけたい”と思う気持ちは隅に追いやられてしまいます。
ここまできてしまうと、後回しではなく”もう無理”と諦めが出てきます。
いったん折れた心を元に戻すのは非常に大変です。自信もなくなっています。これが、「かたづけられない」と悩んでいる一方で「かたづけたい」とも思っているが、そこから抜け出せない状態につながります。
さいごに
かたづけられなくなっていく気持ちの変化について紹介しました。この他にも様々なケースはあると思いますが、ご紹介した流れは、あなたも一度は経験したことあるのではないでしょうか。
では、どこでこの流れを断ち切るべきなのでしょうか。後日その内容は書きたいと思います。
それまでに、ぜひご自身で考えてみてください。
経験したことがあるならそれを踏まえて、どうしておけばよかったか冷静に振り返ってみてください。答えはその中にあります。