かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
先日(2018/2/6)、ダレトク!?というテレビ番組の中で「片付け代行サービスのピンキリ調査」という企画が放送されました。
まずは、出演されていたプロの方に敬意を評したいと思います。見ているだけで大変さが伝わってきました。お疲れ様でした。
そして私からもできることをと思い、この記事では、放送を見て私なりに感じたことや整理したことをお伝えします。かたづけの依頼を検討している方にはぜひ参考にしてもらいたいです。
Contents
サービス内容の違い
放送では”ピン”と”キリ”という形で2種類(2社)のサービス内容が紹介されていました。しかし、放送を見ても値段以外の違いがイマイチわかりにくかったのではないでしょうか?
かたづけタイプ1:モノファースト
放送では”キリ”という形で紹介されていたサービス内容がこちらになります。大まかな流れは次のようになっていました。
- プロが依頼者の家に訪問
- 現状を要望を確認し
- モノ出しや要不要の判断は依頼者と協力しつつ
- プロの手で部屋をかたづけていく
このサービスでは、要望を踏まえた上でプロの技術やセンスによって部屋を整えていくことになります。依頼者は支持された(単純)作業以外は特にすることはありません。とにかく現状の部屋をスピーディーに片付けることを優先します。
私はこのようなサービスのことを”モノファースト”と名付けています。
依頼者は一部協力するもほぼお任せ
依頼者の感想フレーズは「なんということでしょう〜!」
過去記事で紹介したの図を用いると、斜線枠内に該当する方はこのサービスに適していると考えます。
かたづけタイプ2:コトファースト
放送では”ピン”という形で紹介されていたサービス内容がこちらになります。大まかな流れは次のようになっていました。
- プロが依頼者の家に訪問
- 現状を確認し、依頼者の要望を細かくヒアリング
- 一度持ち帰り、プロによる検討・設計
- 作業内容の提案・合意と最終ゴールイメージの共有
- モノ出しや要不要の判断は依頼者と協力しつつ
- プロの手で部屋をかたづけていく
このサービスでは、依頼者からの要望をさらに深く一緒に考え、普段の生活や依頼者のクセに至るまで意見交換します。それを基に依頼者が片付けやすいことを第一にプロがじっくりと検討や設計を行います。その上でプロが部屋を整えていくことになります。依頼者はより深く”なぜかたづけたいのか”、”かたづけてどうなりたいのか”をプロと一緒に考え気づく作業を行います。しっかりと依頼者にあった部屋に作り上げることを優先します。
私はこのようなサービスのことを”コトファースト”と名付けています。
依頼者にも部屋をかたづけることの意味をしっかりと考えてもらう
依頼者の感想フレーズは「なるほど〜、こうなるのか〜。」
過去記事で紹介した図を用いると、斜線枠内に該当する方はこのサービスに適していると考えます。
サービス選びのポイント
自分が求めるものを把握する
上で紹介した2つのサービスは、”部屋が整う”という最終結果は同じでもそもそもの目的が異なります。部屋の現状やあなたがプロに何を求めているかによって、どのサービスを選択するかを決めるべきです。
値段だけではなく、どちらのサービスが自分にとって価値があるのか、を軸にして選択しましょう。
100%お任せではないことを理解しておく
何のサービスも、何かしら依頼者と協力して作業が進んでいきます。
- 必要なものを勝手に手放されると困るはず
- 触ってほしくないもの、見られたくないものは依頼者にしかわからない
掃除とかたづけは異なります。丸投げできるサービスを見つけることに時間をかけないことをオススメします。
さいごに
テレビ番組を見て整理したことをお伝えしました。
サービスの依頼を検討している方は、これを参考にもう一度確認してもらえればと思います。
もし、検討してもよくわからないのであれば、ぜひ一度体験してみることをオススメします。百聞は一見にしかず。実際に体験するほうが見聞きするよりもよっぽど確実に理解できます。
部屋をスッキリさせてて、快適な暮らしを実現しましょう!