かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
この質問の回答はすごく難しいんですよね。
なぜかって?
あなたのこともあなたの部屋もあなたの暮らしも知らないのに、どうやったらいいかなんてわからないです。ちゃんと答えようとすればするほどできなくなります。
そこでこちらの記事で、この質問の背景にあるものを探ってみました。
今回は、さらに質問の背景を探ってみます。
部屋をなんとかしたい
かたづけの方法や手順とかはある意味どうでもいいから、自分の部屋をなんとかしたい!という場合です。こういう方が質問してるときには、自分の理想とはかけ離れた自分の部屋が脳裏に浮かんでいます。
この場合は、部屋の様子を聞いたり写真などで見せてもらいながら、どこをどう変えたいのか、そのイメージを共有させてもらうことでアドバイスすることが可能になります。
さらに、実際の部屋全体を見させてもらえれば、よりその方に合ったご提案もできるようになります。
かたづけ以外のことを知りたい
これは、かたづけを掃除やインテリアことと同じだとして質問している場合です。
これらは似ているようでかたづけとは異なるので、分けて考えることが大切であることをお伝えすることになります。
その上で、私の知っている範囲であれば、掃除やインテリアについても(勉強したり試行錯誤しているので)アドバイスすることは可能です。
ただただグチを言いたい
質問の形をとっていますが、本音は日頃の不満などをただ聞いてほしい場合です。
この場合は、答えを出すのではなく、耳を貸すようにしています。本当に聞きたいことは、不満を出し切ったあとに出てくるはずなので、そこを落とさないように拾ってあげることを心がけてます。
自分はダメだと確認したい
質問の形をとっていますが、「わたしってほんとダメですよね」と悪い意味で確認し、無意識的にそう思い込んでしまう場合です。
この場合は、どんな回答をしても「わたしってそんなことも知らなかったんですね」とネガティブな方向にとられてしまうので、具体的な回答は控えるようにしています。そして、まず最初に心や思考の整理について考えてもらう、あるいは一緒に考えていくことを心がけます。
さいごに
前回の(その1)と合わせても、「かたづけってどうやったらいいんですか」の質問の裏にはいろいろな背景があります。私以外の方に相談する場合でも、この質問と背景とを合わせて伝えていただくと、よりあなたに適した回答を得られると思います。
本日挙げた内容と近いことを私も相談したいという方は、こちらから受け付けていますので、ぜひご利用ください。
また、一度部屋の状況を見てアドバイスがほしいという方は、こちらから受け付けていますので、ぜひご利用ください。