モノを捨てたいけど捨てられない
と悩む人はまだまだ多いと思います。
では、なぜ捨てられないのでしょうか?
また、本当に捨ててしまった方がよいのでしょうか。
本記事では、捨てないメリットと捨てるメリットについて見ていきます。
捨てないことのメリット
万が一のときに「あったら助かる」という安心感を得ることができます。
昨今はあちこちで大きな災害が起きていて、備蓄の重要性も叫ばれています。「いつ自分も被害にあうかわからない」との不安から、その備えとしてあれもこれも持っておけば安心、というわけです。
さらに、「これは捨てるべきか、取っておくべきか」の判断をしなくてもすむ、めんどうなことを回避できるということがあります。
一つ一つ「いる・いらない」を判断する時間がかかりますし、想像以上に頭も体も疲れます。さらに十分に納得した上で捨てるのであればよいのですが、そうでない場合は、捨てることへの精神的な負担も増すでしょう。
捨てないと決めれば、こうしたことを避けられます。
捨てることを「損」だと考えているならば、損をしない=トクである、と結論付けてしまうかもしれません。
捨てることのメリット
不要なモノを捨てると、空間が広がって、光が射し込み、風が通り、気持ちよさが部屋をめぐります。
暮らす環境として快適になるだけでなく、気持ちも晴れやかになるでしょう。
また、「捨てることができた」という達成感や自信にもつながります。
そのことで、これまでやれなかったことにもチャレンジできたり、友達も家に呼べるようになったりするでしょう。
まとめ
- 捨てないメリット
- 万が一のときの安心感
- めんどうな作業をしなくて済む
- 決断による肉体的・精神的負担を回避できる
- 捨てるメリット
- 部屋が広々と使える
- 光と風が入り、いい気がめぐる
- 捨てられた、という達成感
- 人を呼びたくなる
さいごに
捨てようが捨てまいが、あなたが心から幸せな生活を過ごしているのならどちらでもよいのです。
ただ、万が一の備えが万全でも、めんどうな決断をしなくてすんだとしても、溜め込んだモノが部屋を占領し、きゅうくつな思いをしながら暮らしているとしたら、それは果たしてあなたの望む姿でしょうか。
捨てることをネガティブに感じている場合、ポジティブ寄りな感情になるかどうかは、捨てた先に幸せが感じられるかどうかが大切です。
やみくもにモノを捨てることはオススメしません。
- 自分はこれからどんな暮らしをしたいのか
- 自分はどんな感情で満たされたいのか
などをよく考え、家族がいる場合はみんなで思いを共有してみましょう。
その想いを実現するために捨てるという行為が貢献できるのであれば、捨てることをポジティブに捉えられるようになります。
もっと「捨てる」ことについて深く知りたいと思われたら、こちらの記事も読むことで、新たな発見が見つかるはずです。