かたづけエンジニア 橋本英明(はっしー)です。
これまで目標設定、目標達成という面から習慣化についていろいろお伝えしてきました。
その理由は、かたづけと習慣化は切っても切れない関係であり、”かたづけられる”ようになれるか否かは習慣化にかかっていると言っても過言ではないからです。
かたづけは1回やったら終わりではない
大掃除の時に頑張ってかたづけたのに、いつの間にか元に戻ってる。。。
こんな経験はないですか?
生活している限り、あなたの家にはいろんなものが出入りします。
家の中のモノが変わっていけば、それに合わせて何をどこに置くのか決めないといけません。
また、年を経るに従って、モノの価値も変わってきます。
数年前に買った洋服。買った当初はお気に入りでも、年々痛んだり新しい服に惹かれたりすれば買い換えたい(お気に入りでない)と思うでしょう。
必要だったものが必要でなくなるのですから、それに合わせて整理し直さないといけません。
このように、かたづけは”1度やればそれで終わり”というものではないんです。あなたが生きている限りずっと続きます。だからこそ、かたづけを習慣化させて”定期的に行うのが当たり前”の状態にしてしまうことが重要です。
かたづけはあなたの心と紐づいているから
かたづけでは、あなたにしかできないことがあります。上で書いた洋服の例のように、それが必要か不要かはあなたにしかわかりません。1年経ったからって強制的に捨てられたらきっと怒るでしょ!あなたの心とモノがつながっているからあなたにしかできないんです。
生きている間は何かしらのモノと関わることになります。だからこそ、かたづけを習慣化させて”先送りしないで要否を判断するのが当たり前”の状態にしてしまうことが重要です。
一気にやると負荷が大きいから
油汚れは、汚れたときにすぐに拭き取れば簡単に落とすことができます。でもすぐに拭き取らないとこびり付いて固くなって(樹脂化して)しまいます。樹脂化してしまうと、洗剤も浸透しづらくこすってもなかなか落ちません。労力もかかりますし、諦めて放置することにもつながります。
かたづけもこれと同じことが言えます。散らかったときにすぐ元の状態に戻せば簡単に終わりますが、散らかったままにしておくとどんどんぐちゃぐちゃになって何がどこにあるのかもわからなくなります。かたづけてもかたづけても終わらない感覚に陥ってしまいます。そうなると時間もかかりますし、諦めて放置することにもつながります。
だからこそ、かたづけを習慣化させて、”ひどくなる前に元に戻す”を自然とできるようになることが重要です。
なお、例に挙げた流れは、割れ窓理論としても知られています。
さいごに
かたづけを習慣化できれば、
- かたづけを定期的に行うのが当たり前になる
- 先送りしないで要否を判断するのが当たり前になる
- ひどくなる前に元に戻すのが当たり前になる
つまり、かたづけられるようになります。
習慣になっていないうちは、意識しないとできないので苦しいこともあります。小さなことから始めましょう。そして、一人で難しければ助けをかりましょう。
習慣を続ければ、それが常識(当たり前)になります。